二十四輩の第二十四
「西光寺」真宗大谷派 常陸太田市谷河原町735 tel0294-72-0961
開基は唯円(鳥喰の唯円) 俗名を橋本綱宗と称する武蔵野国楢山の領主であったと伝えられる。
1215年(建保三年)綱宗は、子を亡くしたことにより世の無常を感じ、修験者となって領地を離れ
諸国を遍歴したという。
常陸の国久慈西郡鳥喰(那珂市豊喰)に来た折り、薬師如来の夢告により稲田の親鸞のもとを訪ねたという。
そこで親鸞の教えを聴いて弟子となり、唯円の名を与えられたとされる。そして1237年(嘉禎三年)
鳥喰に「本泉寺」を建立したという。その後1661年(寛文元年)、現在の谷河原村に移り
「西光寺」と改め現在に至っている。
山門と本堂