震災後最大規模の余震・・・7日23時32分頃

     昨夜の震度6強の大余震(宮城)にはびっくりすると同時に、やっと復旧に漕ぎつけた生産活動にも
     大きな打撃となったようだ。幸い原発には異常がなかったようだが、何時になったらこの余震が収まるのか、
     いい加減にして欲しいものだ・・・ 

       <産経新聞 4月8日(金)16時7分配信>

     復旧途上の生産に再打撃 半導体工場相次ぎ停止、部品供給停滞も
 
     7日深夜に起きた東日本大震災後で最大規模の余震は、復旧に向けて歩みを進めていた企業の
    生産活動に再び打撃を与えそうだ。特に海外企業も含め影響が大きく、ようやく再稼働し始めた
    ばかりの半導体工場が、大規模停電の影響で相次いで再び停止に追い込まれた。
    また一部通行止めになっている東北自動車道の復旧が遅れれば、部品や素材の調達が再び停滞し、
    生産再開の足かせとなる恐れもある。
    「振り出しに戻ってしまった」。富士通の担当者は肩を落とす。

     余震の影響を最も受けたのが半導体工場だ。半導体の生産には、ほこり一つない環境が必要で、
     瞬間的な停電や電圧低下が起きても、その後の点検や洗浄に多大な時間を要する。停止が長期化
     すれば、幅広い業界に影響が及ぶ。

     富士通は7日深夜からの大規模停電で、岩手県金ケ崎町にある半導体工場の操業が停止。
    同工場は3日に操業を一部再開したばかりだった。

     ルネサスエレクトロニクスも山形県米沢市など東北4工場が停電の影響で停止した。数週間かけて
    ほぼフル生産に回復していたが、「再び生産水準を戻すには時間がかかりそうだ」としている。

     半導体製造装置を手がける東京エレクトロンも、震災後、通常稼働に復旧した岩手県奥州市や
     仙台市内などの3工場が停止した。震災で稼働開始を7月以降に遅らせていた宮城県大和町の新工場
     の状況も確認を急いでいるが、同社関係者は「これからというところだったのに」と肩を落とす。

     セイコーホールディングスも停電で秋田県大仙市の半導体工場がストップ。停電が解消すれば、
     再開できる見通しだが、「千葉県にある工場からの素材の輸送に支障が出るかもしれない」と
     懸念している。 
by kamoshiday | 2011-04-08 21:23 | チョッと一言 | Comments(0)
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