親鸞の「二十四輩寺」巡礼・・・<14>

二十四輩第十六「寿命寺」浄土真宗本願寺派 常陸大宮市野口3042-1 電話0295-55-2051

かつて常陸久慈郡の領主だった佐竹義繁は、世の無常を感じ、那珂西郡穴沢(城里町上阿野沢)に隠棲したと伝えられる。
その後、稲田の親鸞を訪ね、その教えに帰依し、「入信」という法名を授かった。
貞応元年(1222年)穴沢の庵を訪ねた親鸞は、西の山腹が妖しく光るのを見つけ掘り起こすと、阿弥陀如来像であった。
喜んだ「入信」は、この像を本尊として御堂を建てた。これが「寿命寺」の起こりである。
しかし平成21年11月26日、本堂、庫裏は焼失してしまったという。

       参道入り口の門
           参道を入ろうとしたが、雑木と雑草で足を踏み入れる事も出来ず断念した。
親鸞の「二十四輩寺」巡礼・・・<14>_f0089349_2211387.jpg

       山門
           参道から入る事ができず、裏へ廻ってみた・・・
親鸞の「二十四輩寺」巡礼・・・<14>_f0089349_2244139.jpg

       太子堂
親鸞の「二十四輩寺」巡礼・・・<14>_f0089349_2245987.jpg

       鐘楼
親鸞の「二十四輩寺」巡礼・・・<14>_f0089349_225924.jpg


       本堂は焼失してしまって無かったが、残る山門、太子堂、鐘楼それに参道は、殆ど無管理状態の荒れ放題となっていた。
       聖徳太子の木造は、「市指定文化財」となっていたが、市はどんな管理をしているのか、甚だ疑問である。
by kamoshiday | 2010-09-23 22:23 | 親鸞の「二十四輩寺」巡礼 | Comments(6)
Commented by geiei at 2010-09-24 22:04
お寺そのものが寿命が尽きたようですね・・・。
Commented by 5355iyoko at 2010-09-24 23:22
随分、時を得たお寺の様子がうかがえますね。
誰も居なさそうな場所みたいで、当然一人では恐そうな感じですね。
Commented by jazz-photo at 2010-09-25 00:27
こんばんは。
こちらは、結構有名な場所ですよね。
でも、荒れ放題とは凄いですね~!
参道から入れないということは、道なき道状態なのでしょうか?
Commented by kamoshiday at 2010-09-25 21:19
geieiさん、こんばんは
その通りですね。人の気配も全くありませんし・・・
Commented by kamoshiday at 2010-09-25 21:24
あーちゃん、こんばんは
古いお寺さんですが、全く人の気配もなくて・・・どうなってるんでしょうね。
Commented by kamoshiday at 2010-09-25 21:30
jazzさん、こんばんは
歴史あるお寺ですが、荒れ放題でした。恐らくお寺さんを継ぐ者がいないのでしょうね。
参道は、雑木林と化して完全になくなっていましたね。
名前
URL
削除用パスワード
<< 台風一過 何をしているのでしょうか?・・... >>